現在から50年以上前の1964年に開催された東京オリンピックと時を同じくして誕生したスポーツシューズ「Panther（パンサー）」。そんな「Panther」が長い沈黙を破り、様々なスポーツシューズ開発で培ったブランドアイデンティティを継承しつつ、進化を遂げながらMade in Japan（メイドインジャパン）の繊細な工程の数々によって再生した珠玉のプロダクトが2016年に満を持して復活を果たし、往年のファンからファッションコンシャスな次世代まで様々な反響を獲得した。
そんな「Panther」の長い歴史の中でその記憶の片隅にあった逸品「Panther Jogging Magic（パンサージョギングマジック）」が満を持して復活。1981年にリリースされた「Panther Jogging（パンサージョギング）」をベースに、脱ぎ履きを容易にすると共に様々なカスタマイズフィッティングを可能とする「ベルトクロージャーシステム」を搭載する事でアップデートされた「Panther Jogging Magic」。
1983年にトレーニングシューズとしてリリースされ、通気性と軽量性を兼ね備えたナイロンや耐久性に優れたスウェードのコンビネーションを採用し、サイドパネルに配された「Panther Line（パンサーライン）」は、機能デザインとしてだけでは無く「Panther」のアイコンとして認知。そして安定性を高めるバッファーヒール（台形）を用いながら「EVA（エチレンビニルアセテート）」を採用し、オンロードとオフロードの両接地面で高いグリップ性を発揮するアウトソールを組み合わせた事で汎用性に長けたトレーニングシューズとして人気を博した。
そんなオリジナルモデルの普遍的なディテールを再現しながら、モダナイズドさせた今作は試行錯誤を繰り返し辿り着いたシルエットを具現化。アッパーマテリアルにはクラシックな雰囲気を放つナイロンに合わせて、上質なスウェードを使用しライニング（履き口）には、クリーンな印象の「PU（ポリウレタン）レザー」を使用。形状を維持したソールユニットのミッドソールには「EVAフォーム」を発泡成形し柔軟性と弾力性をネクストレベルに押し上げながら経年変化を表現したカラーリングを配し、現代に実用的なトラクションを発揮するアウトソールパターンを採用。
そして衝撃吸収性や耐久性に特化した「オープンセルポリウレタン」を使用する事で常に履き心地の良いドライ感を保ちながら、無数のミクロの空気穴から湿気を逃がし、通気性や防臭性に優れる「OrthoLite（オーソライト）」社製のインソールを搭載する事で、クラシックな佇まいを維持しながらライフスタイルスニーカーとして堅実なアップデートを加えている。
今作はオリジナルカラーからインスパイアされたカラーリングを採用する事で、当時を懐かしむスニーカーファンから昨今のスニーカーヘッズまで、幅広くフィットするモデルになっている。また福島にある生産拠点でMade in Japanとして製造され、裁断や縫製そして成型までの60行程にも及ぶ作業を経て、ヘリテージモデルに対する日本特有の拘りを日本が誇る職人技術の繊細さで新たな価値を具現化している。
Panther PANTHER JOGGING MAGIC “made in JAPAN”
発売日 : 2019年8月3日（土）
品番 : PTJ0013NAVY, PTJ0013BEIGE
カラー : NAVY, BEIGE
サイズ : 23.0 – 28.0cm
価格 : 17,280円（税込）
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