1970年代、まだテニスは敷居が高く堅苦しいイメージが定着していたため、テニスカテゴリーにおける市場は停滞。しかし、気軽にプレーできる公営施設の充実や初心者でも楽しむ事ができるラケットの開発などによって環境が急速に変化し、競技人口も拡大したことで瞬く間に人気スポーツへと発展。これに伴いランニングシューズに採用する為に開発されたテクノロジーや培ったノウハウを同カテゴリーに流用する動きも見られ、テニスカテゴリーにおけるスポーツブランドの競争は更に激化して行く事になる。
そして「Reebok(リーボック)」は1984年にテニス専用コートシューズ「PHASE I PRO(フェーズ1 プロ)」をリリース。シンプルなデザインと高いコストパフォーマンスに加えて高水準のグリップ性を誇りながらクッショニング性を向上させる「EVA(エチレンビニルアセテート)」フォームを採用することで、複雑な動きを必要とするテニスプレーヤーを納得させる革新的なプロダクトとして高い評価を獲得。テニスシーンだけでは無く、そのミニマムなシルエットからタウンユースでも多くのファンを魅了。「Reebok」が長い歴史を持つテニスカテゴリーにおいて、初めてテニス専用コートシューズとしてリリースされ「CLUB CHAMPION(クラブチャンピオン)」や「NPC(エヌピーシー)」そして「COURT VICTORY PUMP(コートビクトリーポンプ)」など、その後に登場する同カテゴリーにおける名作への礎を築いた。
そんな名作をフィーチャーした今モデルは、数多くのブランドとのコラボレーションモデルや別注モデルのデザインを手掛けるだけでは無く、世界プロジェクトから国内インラインのディレクションまで多岐に渡りスニーカープロジェクトに携わり具現化し続ける「国井 栄之(クニイシゲユキ)」氏がクリエイティブディレクターを務める「mita sneakers(ミタスニーカーズ)」とのコラボレーションモデル。
近代的なテニスラケットが使用される以前に、多くのテニスプレーヤーが愛用していた木製テニスラケットから着想を得て、トーンの異なるウッド柄(木目)を落とし込みながら、トゥガードとバンプ、そしてヒールパッチに風合いに優れたピッグスキンスウェードを使用。さらにアウトソールにはグリップ性に優れたガムソールを採用しつつ、インソール(中敷き)には「mita sneakers」のアイコンである”CHAIN LINK FENCE(金網)”そして”TOKYO CUSTOM MADE”を意味する「東京改」のロゴとウッド柄を融合したオリジナルグラフィックを施し具現化。テニスを楽しむ上で欠かす事のできない2つのギアをヒストリカルな視点でマッシュアップさせた今作は”YEAR OF COURT”を2016年のテーマに掲げる「Reebok CLASSIC(リーボッククラシック)」と共に、コンテンポラリーな付加価値を提案している。
「Reebok PHASE I PRO CNL “mita sneakers” “YEAR OF COURT” “LIMITED EDITION for CERTIFIED NETWORK”」は、2016年6月25日(土)より「mita sneakers」にて発売予定。
Reebok PHASE I PRO CNL “mita sneakers” “YEAR OF COURT” “LIMITED EDITION for CERTIFIED NETWORK”
発売日 : 2016年6月25日(土)
品番 : AR1013
カラー : L.GRY/BGE/BRN/GUM
サイズ : 24.5 – 30.0, 31.0cm
価格 : 16,189円(税込)
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mita sneakers : 03-3832-8346
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