世界屈指のランニングブランドであるナイキは2013年7月16日、オレゴン州ポートランドの本社で行われたイベントにおいて4つの新しいイノベーションを発表。
新しいプロダクトはランナーが本来持っている能力を高めるために設計されており、動いている身体に注目し、科学的データやアスリートの洞察に基づいて開発された、ナイキの"NATURE AMPLIFIED"(直訳：自然の増幅)のデザイン理念を活用して作られている。このうち、2つのランニングシューズ、ナイキ フリー フライニット+とナイキ フリー ハイパーフィール ランが、新しいアパレルテクノロジーであるエアロロフトとDRI-FITニットと一緒に紹介された。
ナイキインク社長兼CEOのマーク・パーカー
「イノベーションはただそれが生みだされるだけでは意味がありません。目的をもったデザインのより良いモノづくりをするためのものなのです。ランニングはナイキにとって最も大事なカテゴリーであり、会社を前進させる原動力となる新しいイノベーションが常に生まれるところでもあります。」
NIKE FREE HYPERFEEL RUN
ナイキ フリー ハイパーフィール ランは研究結果に基づきクッションとアウトソールのグリップ性を提供する素材を正確に配置し、必要な部分のみにパッドと保護性を持たせた薄底のシューズ。
アウトソールにはナイキの共同創設者でありオレゴン大学陸上コーチでもあったビル・バウワーマンの功績を生かし、ナイキフリー ハイパーフィール ランはワッフルアウトソールをベースに、圧力が特にかかる部分にピストン形状の素材を配置する改良を施している。また、かかとの摩耗の激しい部分にはXDRラバーを使用して耐久性を高めている。さらに、関節のような切れ込みをいれたルナロンのフォームは、ナイキフリーフットウエアに用いたナイフで切れ込みを入れたクッション機能のようだが、このフォームは足とアウトソールの間の中間層にのみ用いられており、素材の層の重なりを最小限にして、最大限の感触を味わうことが出来る。ソックライナーも同梱されており、好みでフィット感を選べるようになっている。
アッパーに使用されたナイキフライニットは、シューズの構造や重量を不必要に追加することなく、必要な部分に圧迫感のあるフィットとサポートを提供。ナイキフライワイヤーケーブルがさらにサポート感を高めて足をシューズにしっかりと固定させる。さらに、縫い目のないアッパーの構造により、シューズに使用する部材の数も激減させており、典型的なランニングシューズであるエアペガサスは57の部材からできているが、ナイキ フリー ハイパーフィール ランにはたった7つしか使用されていない。
発売日 : 2013年9月5日発売予定
価格 : 18,900円（税込）
NIKE FREE FLYKNIT+
シューズのアッパーに用いられている、新しくさらにコンプレッションを加えたナイキフライニット構造は、ランナーの足をしっかりとシューズの土台に安定させる。
足の甲の部分は屈曲しやすいように伸縮性とゆとりを持たせ、周辺部の編目をきつくすることで前足とかかとをより安定させる。さらに、足首のまわりも伸縮性を持たせた構造にすることで、快適で滑らない、しっかりとしたフィットを実現している。
屈曲性を高めるために切れ込みの入ったナイキフリーのソールは足と一緒に自然に動き、中足部を斜めに走るようにアーチ部分まで伸びる切れ込みを熱で刻み、ランナーが体重移動させるときの中足部の動きも自然なものにする。
発売日 : 2013年8月2日発売予定
価格 : 15,225円（税込）
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ナイキお客様相談室 ： 0120-500-719
