多くの名作を世に送り出して来た「NIKE(ナイキ)」が、90年代中期に社会現象にまで発展した群雄割拠のスニーカーシーンの中で1996年にリリースしたエポックメイキング「AIR FOOTSCAPE(エアフットスケープ)」。シューレースをアッパーサイドに配置することで、甲の圧迫を軽減し、アジア人に多く見られるウィズレンジ(横幅)が広めな足形に適した独自のフットスケープラスト(幅広靴型)を採用。
2001年には「CITY ATTACK(シティアタック)」と題し、日本でのスニーカーカルチャーの礎を築いた東京/上野において「mita sneakers(ミタスニーカーズ)」を軸にした3店舗のみの展開となった「AIR FOOTSCAPE “UENO CITY ATTACK”(エアフットスケープ上野シティアタック)」がリリースされるなど、東京スニーカーカルチャーを語る上で欠かすことの出来ない一足であり、革新的な試みと実用的な機能性を追求したデザイン性によって生み出された機能美は、オリジナルモデルのリリースから20年以上経過した現在も多くのファンを持つ逸足。
また「mita sneakers」提案モデルとして、2012年に「AIR FOOTSCAPE WOVEN CHUKKA “MONOTONE LEOPARD”」、2016年には「AIR FOOTSCAPE NM PREM QS “SAKURA”」がリリースされ、その他にもスポーツカテゴリーを超越したハイブリッドモデルのデザインソースになるなど、さらなる飛躍を魅せている。
そんな「AIR FOOTSCAPE」のDNAを継承しながら最先端のテクノロジーでエレベートさせて誕生したモダンコンフォートモデル「AIR FOOTSCAPE MID UTILITY(エア フットスケープ ミッド ユーティリティー)」が「LIMITED EDITION for NONFUTURE(ノンフューチャー リミテッドエディション)」よりゲリラリリース決定。
海外の一部店舗のみでゲリラ的にリリースされていた「AIR FOOTSCAPE MID UTILITY」をベースにしながら”東京”の”HOSPITALITY(ホスピタリティー)”をテーマにし、さらなるアップデートを施した今作のスペシャルモデルは、シューズの履き脱ぎが多い日本独特の文化に合わせ、シュータンとライニング(履き口)を一体成形に進化させたモノソック構造を用い、フィッティングを自由に調整可能なアジャスターを搭載。そして、アシンメトリーのレーシングシステムにはドローコードタイプを採用しつつ、プルタブを新たに設けることで、タウンユースに実用的な機能性を付加させて、都市生活においてそのポテンシャルをフルに体感することができる。
さらにEVA(エチレンビニルアセテート)を圧縮し、熱で膨張させた後に形成される軽量素材「ファイロン」を採用することで、オーバースペックなパーツを削ぎ落としながら実用的な進化を遂げたソールユニットにはフレックスグルーブ(屈曲溝)から着想を得て、独立した個々のミッドソールで構成することにより、ネクストレベルの柔軟性と屈曲性を具現化。
“ミルスペック”から着想を得たオリーブカラーは、アッパーに耐久性と通気性を兼備したリップストップナイロンを使用しながら、ステンシルプリントにて「スウッシュ」を大胆に配置。インナーブーティー部に”CONTOUR LINE(等高線)”を描き、東京のシンボルである東京タワーと日本のスニーカーカルチャーの礎を築いた上野、そして様々なストリートカルチャーとクロスオーバーした原宿を示す”LOCATION CODE(ロケーションコード)”をプリント。
そして”凛とした日本らしさ”を表現したネイビーカラーには、アッパーに耐久性と独特の風合いを兼備したコットンキャンバスを使用しながら、シーム(継ぎ目)にはボンディングテープを取り入れたヒートボンディング加工(熱圧着)を施すことによって、足当たりを飛躍的に改善するシームレス仕様を採用。そしてヒール(踵)部のアジャスターには、東京のアイコンカラーでもあるグリーンをポイントとして配置。
NIKE SPORTSWEAR AIR FOOTSCAPE MID UTILITY “TOKYO” “LIMITED EDITION for NONFUTURE”
発売日 : 2018年3月8日(木)
品番 : 924455-400 | NVY/GRN/WHT, 924455-001 | OLV/BLK/L.GRY
サイズ : 24.0 – 29.0, 30.0cm
価格 : 17,280円(税込)
お問い合わせ
mita sneakers : 03-3832-8346