「asics(アシックス)」のヒストリーに基づくテクノロジーをユニークなスポーツライフスタイルとして体現する新たなブランドとして2015年SPLING/SUMMERシーズンから「asics tiger(アシックスタイガー)」の名を冠したヘリテージモデルの復刻や過去のプロダクトの再定義によってコンテンポラリーに表現される数々のアイテムを従えてリローンチ開始。
その代表作のひとつである「GEL-LYTE V」をファッションの一部としたスニーカーをメインに扱うギャラリー感覚の提案型セレクトスニーカーショップとして2000年にスタートした「atmos(アトモス)」がアレンジしたエクスクルーシブモデルが発売。
その発売を前に「Sports Lab by atmos」ディレクター「KOJI」氏にインタビュー。
今回のデザインの経緯は?
今回は「atmos」ディレクター「佐藤」氏より「atmos」の「GEL-LYTE V」デザインのオファーを頂きまして「asics tiger」と初めてお取り組みをさせて頂きました。
また今年度より「Sports lab by atmos」全店舗でも「asics tiger」の取り扱いがスタートしており、海外では最先端のブランドではありますが、「atmos」「Sports Lab by atmos」のフィルターを通して国内のお客様にもっともっと知ってもらえたらと思っていましたし、是非企画はやってみたいと思っておりましたのでタイミングはばっちりだったと思います。
今作のコンセプト・こだわったポイントは?
コンセプトは特に設けず0からのスタートでしたが、まず念頭に置いたのは、マーケットに強烈なインパクトを残したかったので、自分の得意な柄物をベースに考えました。結果的には東京をテーマとし無駄を削ぎ落とした洗練された仕上がりで大変満足しています。モノトーンのシンプルなスニーカーよりは柄物のスニーカーが好きで、自分がデザインする物には自然と柄物が多いかも知れません。その中でも迷彩柄にはかなりのこだわりがあり、迷彩の柄の出方や素材感には特にこだわっています。今回もスウェードに迷彩柄をプリントしておりコットン生地やメッシュでは出せない雰囲気あるプレミアム感が出せたと思います。好きな迷彩柄はタイガーカモですが、今回は「asics tiger」を色々な方にトライアルしてもらいたかったので、男女共に定番人気のウッドランドカモをチョイスしています。
「asics Tiger」という新しいブランドに期待するところは?
海外のスニーカー情勢に詳しい天の邪鬼な日本のスニーカーヘッズ達が2、3年前から海外通販で買っているのを知ってはいましたし、自分も海外に行った時に現地の着用率などを目の当たりにし、国内でもその流れが確実に来ている様に感じています。歴史、バックボーンもあり機能性、デザイン共に優れた「GEL-LYTE」シリーズは、市場に必ず新しい一石を投じられるブランドになると思いますし期待しています。国内でも着用率は街でも目に見えて上がっているのも肌で感じています。
今後の展開は?
先日OPENした「atmos」銀座では、「asics tiger」を大きく打ち出したフェイスを取っておりお互いに大変良い関係性を持っています。今後は「atmos」と共に日本国内のマーケットで飛躍していければと思っています。今後も色々な刺激的な企画をワールドワイドで計画していきますので、楽しみにしていて下さい。
asics tiger x atmos GEL-LYTE V “WOODLAND CAMO”
発売日 : 2015年5月2日(土)
品番 : TQK536-8890
サイズ : 23.5 – 29.5cm
価格 : 16,200円(税込)
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