1923年ドイツ・ハンブルグにて靴職人であった「ALBERTO MESSMER(アルベルトメスマー)」氏が、雨天時のフットボール用にスタッド付きのスパイクを開発した事からその歴史をスタートさせた「hummel(ヒュンメル)」。ブランドネームの由来は理論上では飛ぶ事が不可能とされている”マルハナバチ”が努力を重ね飛べる様になったと言う逸話を元に、ドイツ語で”マルハナバチ”を表す”hummel”をブランドネームとロゴマークとして採用。
“過去”と”現在”そして”スポーツ”と”スタイル”の融合を目的とし「hummel」における最上級プロジェクト「HUMMEL HIVE(ヒュンメル ハイブ)」が2016年よりスタート。同年には「mita sneakers(ミタスニーカーズ)」とのコラボレートモデル「MARATHONA OG MITA “Smørrebrød”(マラソナ オリジナル ミタ スモーブロー)」がリリースされたことで新たな注目を集めた。
そんな同プロジェクトから「hummel」が誇るランニングシューズの名作「MARATHONA(マラソナ)」のオリジナルディテールを可能な限り忠実に再現した「MARATHONA OG(マラソナ オリジナル)」をベースに、数多くのブランドとのコラボレートモデルや別注モデルのデザインを手掛けるだけではなく、世界プロジェクトから国内インラインのディレクションまで多岐に渡りスニーカープロジェクトに携わり具現化し続ける「mita sneakers」のクリエイティブディレクターを務める「国井 栄之(クニイシゲユキ)」氏がディレクションを手掛けたシーズナルカラーがリリース。
名作が集う80年代にリリースされ、好調なセールスを記録した「hummel」を代表するランニングシューズ「MARATHONA」は、通気性と軽量性に優れたナイロンメッシュや個々の足に馴染むスムースレザーをアッパーに採用しつつ、シューズ内の快適性を促す為のベンチレーションホール(通気穴)をサイドパネルに配置。さらに軽量性とクッショニング性を兼備した「EVA(エチレンビニルアセテート)」のソールユニットや「TPU(熱可塑性ポリウレタン)スタビライザー)」を搭載し、多くのシリアスランナーからの高い評価を獲得。近年では世界各国のキーアカウントとタッグを組んだコラボレートモデルや、完全復刻を果たした「MARATHONA OG」がリリースされるなど「hummel」のアイコンモデルとして注目を集めている。
今モデルは「mita sneakers」とのオフィシャルコラボレーションとしてリリースされた「MARATHONA OG “Smørrebrød”」で採用されたディテールワークやカラーブロッキングを踏襲したスピンオフプロダクトとして誕生。
前足部に取り付けられたシューホールガードのアンダーレイヤーにはパンチング加工を施し、本来オーバレイヤーで縫い付けられるサイドパネルに鎮座するアイコニックなシェブロンはオリジナルモデルとは異なるレイヤリングで仕上げている。さらにシュータンの織りネームを脱ぎ履きを容易にするシュータンタブに変更し、アーチサポートや安定性、そしてクッション性を向上させたカップインソール(中敷き)を搭載することで、見えないところにもタウンユースに実用的なアップデートを付加。
“Bicolor(バイカラー)”の愛称が付けられた今モデルはモダンなカラーブロッキングを採用しながらも、ホワイトステッチを採用することで全体の統一感を持たせている。またインソールには「hummel」のロゴマークと”Designed by Shigeyuki Kunii mita sneakers”のオリジナルグラフィック、そして”東京改”がプリントにて施されている。
hummel MARATHONA OG “Bicolor” “Shigeyuki Kunii (mita sneakers) Direction” “LIMITED EDITION for HUMMEL HIVE”
発売日 : 2017年8月26日(土)
品番 : HM65606-7364
カラー : BLU/NVY/NAT、YEL/BGE/NAT
サイズ : 37 – 44(23.0 – 28.5cm)
価格 : 16,200円(税込)
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mita sneakers : 03-3832-8346