パリのメンズファッションウィークが盛大に盛り上がりを見せる中2015年6月25日（木）、「adidas Originals（アディダス オリジナルス）」は、90年代のランニングテクノロジーにインスピレーションを受けた先進的なシルエットのフットウエア「Tubular（チュブラー）」から4モデルの新作を発表するイベントを開催。
16年春夏シーズンの「Tubular」のベールを剥いだのは、独特な雰囲気を感じさせる地下会場に設置された障害物の上を自由自在に躍動する現地のパフォーマー集団。
複雑な光の演出と、パリを拠点に活躍するサウンドエンジニア、「DJ Michel Gaubert (ミシェル ・ゴベール)」が生み出すサウンドによるアスレチックなプレゼンテーションは「Tubular」の持つ軽量性とびんしょう性を見事に具現化。
16年春夏シーズンの「Tubular」4モデル、「Nova（ノヴァ）」、「Doom（ドゥーム）」、「X（エックス）」、ウィメンズの「Defiant（デファイアント）」は、「adidas Originals」が提唱するアーバンスポーツウエアの現代的なアプローチに沿ったモデル。
革新的なテクノロジーと比類のないデザイン性の両方が重要とされる現代のライフスタイルにフィットするように開発された。
「adidas Originals」のグローバルデザイン部門の副社長である「Nic Galway（ニック・ゴールウェイ）」の監修の下、アディダス デザインチームが創った「Tubular」は、新世代の革命的なフットウエア。「adidas Originals」のクラシックモデル「Tubular 93」に現代的な解釈を加えている。
「Nic Galway」は、90年代の「adidas」において、アイコニックで、最も特徴的なテクノロジーの一つ「Tubular」のソール部分に着目。過去のコンセプトに敬意を払いつつ、21世紀が求める機能性とデザインを実現した。
モノクロのカラーリング、人目をひくEVAソールにより、挑戦的なシルエットを備えた「Tubular」を定義づけるのは力強いエネルギーと強烈なアティチュード。ダイナミックな「Tubular」のコンセプトは、
「adidas Originals」の伝統的なフットウエアデザインの可能性を広げている。
このように「Tubular」は、「adidas Originals」の進化形、「adidas」の革新的スピリットとダイナミックでアスレチックな新しいデザインの融合ということを表現している。
アディダス オリジナルス グローバルデザイン統括本部長 Nic Galway（ニック ・ゴールウェイ）
工業や自動車デザインの経歴を持つニック ・ゴールウェイは、多岐に渡るデザインコンサルト会社に勤務。その後、1999年にアディダスに入社。Performance及びStyleの両部門において幾つものクリエイティブ関連ポジションに就く。その中でも、ニックがリーダー的役割を果たしてきたのが、「adidas by Stella McCartney」や「Yohji Yamamoto」とのブランドパートナーシップなど、2000年以降にアディダスが立ち上げてきた注目度の高いコラボレーションの数々。
その後も「Pure boost」及び「Y3 Qasa」等の大きな話題を呼んだ製品づくりに関わり続けている。Sports Performance部門におけるフットウェア・デザイン責任者を務め、2010年には
アディダス ファッショングループ デザイン部長として「Y3」 及び 「SLVR（シルバー）」の新作を展開する一方で、「Rick Owens（リック・オウエンス）」、「Raf Simons（ラフ・シモンズ）」、そして「Tom Dixon（トム・ディクソン）」といった有名デザイナーたちとのコラボレーションも担当。
2014年、アディダス オリジナルスのグローバルデザイン部門 副社長に就任。そのスタイルやデザインに関する豊富な専門知識を持ち込んだ。今回のアディダス オリジナルスの「Tubular」も、彼にとっては新たなポジションへの就任後、最初のリリースのひとつとなった。
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