「adidas(アディダス)」は、2時間の壁を打ち破ろうとするアスリートのために作られた革新的なマラソン・シューズ、「adidas adizero Sub2(アディダス アディゼロ サブツー)」を発表。
この「Sub2 プログラム」の第一歩となる新作シューズは、この日曜日に開催される東京のメジャーレースを舞台に、元世界記録保持者、「adidas」の契約アスリートである「ウィルソン・キプサング」の足元でそのデビューを飾る。
エナジー・ブルーの限定カラーも含め、現時点で世界に存在するたった一足のみの「adizero Sub2」シューズを所有するのが、ケニア出身のマラソンランナー「ウィルソン・キプサング」。
長年にわたる幅広い研究とテストが実を結ぶこととなった「adizero Sub2」は、最先端をいく「adidas」のイノベーションを最高のかたちで紹介するもの。2時間の壁を打破するアスリートを念頭にデザインされた新製品の開発にあたって、Innovation Technologies部門では、様々な温度や環境はもとより、異なる地表において最新素材の性能を調査。その上で、最も優れた試作品が「ウィルソン・キプサング」を含む一流アスリートたちとの厳しいテストや共同開発の対象とされてきた。
「「adizero Sub2」は、アディダスの「Sub2 プログラム」における重要なマイルストーンであるとともに、アディダス・ランニングの未来にとっても中心的役割を果たしていくものです」
とアディダス・ランニングのグローバル・ゼネラルマネージャー「André Maestrini」は語る。
「2012年のロンドンマラソンの頃に、”不可能と思われることをやり遂げる”をテーマとしたコンセプト、さらにそこでのアディダスの役割として「Sub2」について考え始めました。私たちがこうした目標を実現できるシューズ作りに着手する中で、イノベーションのテストをレース環境で行うには、ウィルソンこそが理想的なアスリートです。今後、どこまで進んでいけるかを見極めていくことに、私たちはとてつもなくワクワクしています。」
このシューズは、「adidas」の誇るランニング・テクノロジーの最も優れた部分をきわめて高速かつ軽量なかたちで提供するとともに、「adidas」の新たなイノベーションである「BOOST Light」がデビューを飾る舞台となる。レース本番での一流アスリートによる着用を想定して特別設計された「BOOST Light」は、「adidas」史上最軽量とされるフォーム素材を搭載し、これまで世界記録を打ち立ててきた「adidas」の契約アスリートたちのパワー源となる反発性を約束する。軽量ファブリックの単層構造となるシューズのアッパー部分には、より軽くなったメッシュ素材と内部補強材に加えて、スピードランナーに適したサポート、快適性、フィット感を生み出すべく、さらなる進化を遂げたマイクロフィットにフィーチャー。ストレッチウェブアウトソールの進化型となるコンチネンタル マイクロウェブアウトソールは、レース条件にかかわらず、ハイレベルのグリップを提供し、ごく僅かなスリップが発生してもエネルギーの無駄な消費を確実に食い止める。より速いタイムで記録を破るというテーマに基づいて作られたシューズ。
「今日に至るまでアディダスとは素晴らしい年月を過ごしてきましたし、「adizero Sub2」を最初に履く者となることができて、光栄に思います」
とウィルソン・キプサングは述べる。
「私にとって、BOOST はとてつもない大変革をもたらした、まさしくゲーム・チェンジャーというべきものでした。今回、アディダスとともにBOOST Light の開発に取り組んできましたが、いつでも東京のコースに飛び出して、私たちの実力を世界に見せつけるだけの準備は整っていますよ。」
「adidas」が掲げてきた目標とは、マラソンを完走する上で必要とされる20,000歩を超えるステップの間に、プラス効果を積み重ねていくことにより、トップアスリート向けランニングシューズを作り上げることだった。この度の最新イノベーションにも、数多くのトップランナーたちに勝利をもたらしてきた「adidas」の豊かな伝統が生かされている。
「adidas adizero Sub2」は、2017年内にも一般販売を予定している。
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