プーマから、日本の伝統技法である藍染を採用したPUMA STATES INDIGOを発表


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藍染は6世紀に日本に伝わったとされる技法で、徳島県阿波地方は古野川によって作られた肥沃な土地が藍の原料である蓼藍の育成に最適な環境であったことから、かつては日本有数の藍染の生産地として知られていた。戦時中の国の方針で多くの藍農家が米への転作を強要されたため、一気に衰退していったという悲しい歴史があり、現在、伝統的技法を受け継ぐ職人たちはごく僅かとなってしまっている。

「Puma(プーマ)」が展開する”Handcrafted”という、職人の手による上質なスニーカーを作るプロジェクトにおいて、上質な素材にこだわる中で出てきた藍染というキーワードを元に調査を進めると、革の藍染が非常に難しい技術であることや、庶民階級が絹布を用いることが硬く禁じられていた江戸時代の名残で、シボと呼ばれる凹凸の独特の風合いをもつ阿波しじら織が考案されたことから、それらの技術を生かしたスニーカー作りに着手し「PUMA States Indigo(プーマ ステイツ インディゴ)」が誕生した。

Made in Japanの「PUMA States」をベースに、藍染で丁寧に染色された本革のアッパーの「PUMA States Indigo Leather MIJ」と、シボの独特の風合いが特長のしじら織を採用した「PUMA States Indigo Woven MIJ」の2モデルを制作され、「PUMA States Indigo Leather MIJ」は、靴の状態まで成型したものを何回も染色と乾燥の作業を繰り返す、製品染めという技法が用いられている。それにより革だけを染めるのとは全く異なる独特の色味が生まれ、微妙な濃淡があり、フィット感にも個体差がある唯一無二の仕上がり。
「PUMA States Indigo Woven MIJ」のアッパーを飾るしじら織も同様、同じ織でも見せる風合いは一足づつ微妙に異なる。

古来より藍の色にはその濃淡によってさまざまな呼び名があるが、その伝統に則り淡い色合いの”浅葱”と、これ以上濃い色は出せないという意味の”留紺”という2色で展開。「PUMA States Indigo Leather MIJ」の場合、”浅葱”で7回、”留紺”では20回もの染色と乾燥の作業が繰り返されている。

日本の職人の匠の技が生かされた「PUMA States Indigo」シリーズは、2016年3月30日(水)より、プーマ取扱のうち限定店舗のみで発売予定。

PUMA States Indigo Leather MIJ “made in Japan”
発売日  : 2016年3月30日(水)
品番   : 359769-01
カラー  : 浅葱
品番   : 359769-03
カラー  : 留紺
価格   : 32,400円(税込)

PUMA States Indigo Woven MIJ “made in Japan”
発売日  : 2016年3月30日(水)
品番   : 359768-01
カラー  : 浅葱
品番   : 359768-03
カラー  : 留紺
価格   : 32,400円(税込)

お問い合わせ
プーマ お客様サービス : 0120-125-150

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